「ユダヤ人大富豪の教え」という本を少しだけ読んだ。
子供のような夢を持ってたウォルト・ディズニー、
たくさんの人に電化製品を届けたかった松下幸之助、
世界の平和を願ったジョン・レノン、
差別をなくしたかったキング牧師、
彼らは、情熱で行動して、たくさんの人に影響を与えたことが紹介されていた。
それをしみじみと考えていたら、
情熱は、トラウマから生まれることに気がついた。
⚫️彼らの情熱は、自分の叶えられなかった思いやトラウマから生まれたものだったりする。
ディズニーは、遊びたいさかりの、学生の頃から働かなければならなかったというし、
ジョンレノンの住むアメリカはずっと他国と戦争していた。
キング牧師の時代は黒人が激しく差別されていた。
⚫️苦しみは、行動を起こすための情熱を作り出す。
中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」という曲の歌詞にこんな部分がある。
「急げ悲しみ 翼に変われ
急げ傷跡 羅針盤になれ
まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている」
⚫️悲しみや傷あとは、翼や羅針盤のような、
人間を動かすエネルギーになる。
私たちは、本当はもう飛べるのに、飛べないと思っているだけなんだ。
悲しみや傷あとをヒントに、情熱で行動したなら、
自分も幸せだし、他の人を助けることにもなる。
「叶えられなかったことや、トラウマ」
これこそが、生きる目的を見つけるヒントだ。