cleopatrabentou

スピリチュアル系ブログ

ポジティブスピリチュアルは、いらない

いつも他人から否定されていると思っていた。

世界中が敵だと思っていた。

人がいる限り自分は否定されるんだと信じていた。

 

世界は攻撃的な人間しかいないんだと思っていた。

 

 

親から否定されるあまり、「誰からも、否定される人間なんだ」

と信じて疑わなかった。

だから、人がいない場所にいるとホッとした。

 

人=敵としか思っていなかった。

 

 

このことに気がつけたのは、ネガティブに目を向けたおかげだった。

私は、どんなネガティブなことを考えているだろうか?

と、ネガティブな考えをメモするようにしたおかげだった。

 

 

でも、長い間、ポジティブなスピリチュアルに影響されていたので、

自分の考え方のクセに気づくのに時間がかかった。

心の中の泣いている子供のことを気づいてあげられなかった。

 

 

ポジティブスピリチュアルは、人生の遠回りなので、

いらない。

心を開放するには、ネガティブに目を向けること。

 

 

 

ポジティブスピリチュアルは、嘘つき。

 

 

ところで、今日ワンピースを見ていたら、

フランキーが過去の罪滅ぼしのために、

街に残ろうとしていた。

それで、「自分を許してやれ」って言われていた。

 

 

なんだか、自分に言われているみたいに思えた。

自分を許すってのは、「自分のネガティブな性質を受け入れる」、とか、

「あきらめる」っていうことだと思う。

 

 

自分には、こんなにネガティブな性質がある、と理解できた時点で、

許しは進んでいる。

 

 

結局、何が言いたいかって、人間性の進化はネガティブの先にしかない」ってこと。

たとえは、戦争をして、たくさん人が殺されて、「もう戦争はしないようにしよう」、って思ったり、

 

 

人種差別でたくさん人が殺されて、「もう人種差別はしないようにしよう」って思ったり、

結局、ネガティブの先にしか、進化はない。

 

 

ネガティブに目を向けないようにしていたら、自分の中の、泣いている子供にも気づけない。