昨日は、映画「犬王」を見た。
室町時代に実在していた大人気の能楽師の話。
あの有名な、観阿弥、世阿弥に影響を与えた人物なのに、なぜか現在では、ほとんど記録が残されていない。
この映画では、能楽師の犬王は、美しい声で歌い、舞い、人々にレスポンスや、手拍子を求めた。
今でいうアーティストのライブのようだった。
犬王は、はじめは、妖怪のような見た目をしていたが、ライブを行うたびに姿が変わって行った。
犬王のライブの様子が多く描かれている映画だ。
犬王役のアヴちゃんの歌は、素晴らしいが、
私は、好みじゃない曲が流れると、
「この曲まだ終わらないのかなー」とばかり、思っていた。
私は絶対に、アーティストのライブとか向かない人間だ。
この映画は、歌ってばかりで、ストーリー展開がヘタだ。
物語を進めながらも、歌で いろどりをしていくように描いたら良かったんじゃないかなあ?
忘れられた能楽師を取り上げたことも良い、
アヴちゃんの歌唱力も良い、
いい曲もある、
でも、
物語としては、物足りない。
歌を歌い続けるだけでは、飽きるし、テンポが悪い。
適度にイベントを挟むとか、していくのが良かったんじゃないか。
まあ、ストーリー展開は、残念だった。
それはもう、置いといて。
とにかく、忘れられた能楽師、犬王のことは、とても気になる。
大人気だったのに、なぜかほとんど記録が残されていない犬王。
当時、犬王を見た人はたくさんいるらしく、
犬王を見た人の感想が残っているらしい。
なんとか、犬王のことをもっと、知る手がかりはないもんかねー🤔