「ワンピースの空白の100年は、日本史の空白の100年のことを、あらわしている」。
そんなことを言っているyoutuberがいたので、調べてみた。
日本史では、邪馬台国150年間のことが謎に包まれているようだ。
魏志倭人伝によると、
「邪馬台国という国を卑弥呼という女王が治めていて、神秘的な力を使っていた。
卑弥呼は、魏に遣いを送り、皇帝から金印を送られた。卑弥呼は生涯独身。
卑弥呼が死んでからは卑弥呼の親戚の台与(トヨ)が女王になった。」
その後150年の記録は、魏志倭人伝には書いていないし、日本の記録には卑弥呼のことすら書いていないので、邪馬台国はそれからどうなったかは謎に包まれている。
これが空白の150年である。
おかしなのは、日本の歴史書に卑弥呼のことが書いていないことである。
日本書記の神功皇后に関する記述で、
「魏志によれば、女王が魏に遣いを送ったという」
という記述があるだけ。
日本書記をまとめた人は、魏志倭人伝を読んで卑弥呼の存在を知っていたはずなのに、触れないようにしている。
大和王権の前に女王がいたことを隠したかったようだ。
大和王権は、なぜ卑弥呼の存在を隠したかったのだろう?
クーデターでも起こしていて、それを秘密にしたかったのだろうか?
ところで、卑弥呼は天照大神じゃないかと言われている。
天照大神は、太陽の女神。
卑弥呼は日の巫女。
卑弥呼が生きてた時代に皆既日食があって、
岩戸隠れの伝説になったとか。
卑弥呼の手がかりとなる資料は、燃やされてしまったようだ。
自分が思うには、卑弥呼の時代からあった古墳を調べれば何かわかるんじゃないかと思うんだけど、
宮内庁が古墳を調べさせないらしい。
古墳には、天皇家にとって都合の悪い歴史が眠っているのだろうか。