録画してた「凪のお暇」最終回を見た。
途中録画できてない回があったり、あまりマジメに見れてなかったけど、本当に今の自分に必要なメッセージがあるドラマだ。
私も、人のペースになってしまう人間だ。
職場も、友人も、家族も、恋愛も、まったく知らない他人といても。
自分が何をしたいかじゃなくて、相手に何をしたらいいか、いつも顔色をうかがってる。
「あなたはどんなことが好きですか?」
「私のことは嫌じゃないですか?」
「私はどうしたらいいですか?」
「私は変じゃないですか?」
って、いつも相手に主導権を渡しちゃってる。
「私はあなたの奴隷なので、引っ張ってください」と相手にリードを渡しちゃってる状態だ。
人に依存しまくってる。
人に気に入られようとして、いつも疲れてる。
そうか、「人の目が気になる」の正体は他人に対する依存だったんだ。
知らない他人にすら、「わたしはこれでいいでしょうか?」とリードを渡してたんだ!!
悪口を言われる前から、悪口を言われないかを気にしてるのは、
他人にリードを持たせた犬
の状態だったからなんだ。
いつも他人にリードを渡して、人生を生きてたんだ!
人といる時は、いつも一緒にいる人の「飼い犬」になってた。
電車に のってる時は、自分を見る他人が自分の飼い主。
職場の休憩では、一緒に休憩してる人が飼い主。
家族といる時は、家族が飼い主。
友人といる時は友人が飼い主。
彼氏といる時は彼氏が飼い主。
何をやるにも、飼い主に気に入られようとしてた。
飼い主に気に入られないと、ひどく落ち込んだ。
「他の人の方が好かれてる」とか思って落ち込んでた。
いつも「飼い犬の目線」だったから、飼い主に好かれたかったんだ。
いつも他人が喜ぶことをしようとしてた。
流行ってるタピオカ飲むのも、有名な観光スポット行くのも。きれいな服をきるのも。
話す話題も。
飼い主である他人に喜ばれたかった。
考えてみると、私って、
飼い主の顔色ばっかりうかがって、自分の人生生きてない。
飼い主のリードを切り離して、自分の人生を歩くなら何をしよう?
ゲームをするのもいいし、有名でもなんでもないミステリースポットやパワースポット、海外を歩きたい。ひとりで旅行したい。
究極に、飼い主のリードが外れた人間なら、
誰のためにもならない、誰も喜ばないことを自分だけのためにするだろう。
そういう生き方って、いいよね。
それこそがボルテックスなのかもしれない。
そういう人こそ神に近いんだろう。