他人が大嫌いだったのは、飼い犬みたいに、
他人の顔色ばっかり見て、疲れるからだったんだ。
それを無意識にやってた。
他人の人生を生きてた。
ってことは、他人の前でも自分が心地よくあるようできれば、「人が嫌い」ってのは、治せる。
自分の主導権を、自分に取り戻そう。
電車の中だって、人を気にするよりも自分が夢中になれることをする。
仕事の休憩も、一回くらいは、コミュニケーションしたら、あとは自分のことだけ考えてれば良かった。
コミュニケーションし続ける必要はないし、
うまくできたかどうか気にする必要もない。
友達といる時だって、自分が心地いい感じの店とか、どういうところで過ごしたいか言ったら良かった。
家族にだって、過去の恋愛にだって、自分が心地よくあるように主張してくるべきだった。
それが自分を大事にするってことだ。
赤の他人にさえ依存してたなんて、衝撃だった。
ここから先は、いいわけだけど、
自分のスタートラインに立つのに、とても年をとってしまった。
自分を守るシステムが、記憶を振り返ることをさせなかったから。
記憶が統合できなくて、多重人格みたいになってた。
苦しみの記憶を引き受ける盾の人格と、普通の人格みたいに。
今思うと、盾の人格には感謝しかない。
命を守ってくれてありがとう、痛みをずっと引き受けてくれてありがとう、辛かったね、って。
その人格は、
インナーチャイルドに語りかけるあの日まで、
自分の存在をわかってもらうのを待ってたんだね。
多重人格は統合されて、自分を大事にする生き方に戻っていく。
これが、アセンションなんだね。
