今日、ふと尾崎豊の歌を聞きたくなって聞いていた。
苦しみすらも彼に与えられた才能なのかもしれないと思った。
彼が常に苦しみ続けていたから、こんなに自身を励ましているような名曲が生まれたんだと思った。
苦しみの中にいる間は、地獄でしかないんだけど、他人ごとだったら、
苦しみって美しい芸術のようでもある。
平坦な人生とは違い、苦しみの人生は、映画みたいに見える。
私も、その美しさを描きたくて苦しみの人生を選んで生きているんだろうか。
苦しみを描いてる間は苦しいけど、外側からみるとアートになる。
それをやりたくて、苦しみばかり選択して生きているんだろうか。
悪いことなんてなくても、ネガティブに考えて、
わざと苦しむような生き方をしている人間がいる。
当事者は、問題などないってことに気づけない。
私も、「苦しみ」という芸術を、人生で表現しようと決めて生まれている人間なんだ。
自分で苦しみを設定しているのに、他人をうらやんでいる。
だけど、もう散々、「苦しみ」という芸術を楽しんだから、ジャンルを変える時なんだと思う。
そうは思うけど、抜け出せない。
やっぱり今までと生き方を変えなければこの長い闇からは抜けさせてもらえそうにない。