レディーガガの「Born this way」の歌詞に勇気付けられたりしたことがある。
「あなたは、正しい道を進んでいる」っていう内容の歌詞に。
「いつも何度でも」の歌詞で、
「輝くものは私の中にある」っていう歌詞に、感動したこともある。
ワンピースで、誰にも優しくされたことがないチョッパーがドクターに出会って、
初めて優しくされたところで、感動したりしたことも。
そうやって、宝石みたいな情熱を見せてくれる素晴らしい人たちを
見ながら生きてきたのに、自分は他人に、そんなに素晴らしいものを与えられては
いない。
文句を言いながら自分の好きじゃないことをやって生きていて、
何をやっているんだろう?
でも、苦しいことと戦いながら生きていると、宝石みたいな情熱が生まれたりする。
たとえば、いじめられる経験をすると、
「自分は弱いものいじめしないようにしよう」とか
親に差別されると、「自分は子供を差別しないようにしよう」とか。
無視ばかりされると、話をちゃんと聞いて説明をする人間になろうとか。
意思が伝えられない経験があると、意思を汲み取ろうと努力しようとか。
トラウマを長く抱えた経験を持つと、トラウマのせいで能力が低いのかもしれない、
と、わかってあげることもできる。
痛い思いをたくさんしているので、宝石みたいな情熱をたくさんもっているけど、
他人に見せてあげられてはいない。
いや、見せているつもりがなくても、見えてしまっていることがあるかもしれない。
この宝石みたいな情熱は、どうやったら生かしていけるんだろう。