「旅行に行っても癒されない。見えないものを感じている時だけワクワクする。」
と友人が言っていた。
贅沢な悩みだなーと思った。
こっちは、連休も、お金もなくて旅行にさえ行っていない。
見えないもの、なんて暇な暮らしをしてたら、感じられそう。
見えないものに期待する意味が分からない。
見えないものが見えた時は嬉しいけど、
それは偶然のプレゼントなので、
そんなものばかりを期待して生きるのは、ガッカリする。
「今日も、虹がでなかった。」というような毎日になる。
スピリチュアルの人たちって、
「3次元を否定して、5次元だけに意識を向けて生きていくべき」、とか言いがち。
そんな人生くだらないなーと思う。
せっかく3次元にやってきたのに。
ディズニーランドに来ているのに、「ミッキーの中身はどんな人だろう」とか、
明日の仕事のことばかり考えてるような人間なんだろう。
「私は、絶対にこの世界を楽しまないぞ!!!!」
という硬い決意のもと、5次元に思いをはせているんだろう。
つまらない人生だ。
見えないものにそんなに思いをはせなくても、用があれば向こうから現れるんじゃない?
と思っている。
つまり、見えないものに会えないってことは、
向こうも用がないんだろうと思う。
自分も少し前は、現実から逃げたくて、寝てもさめても5次元のことばかり考えてたけど、
自分の影と仲直りしたら、もっと3次元を見たくなった。
もしかしたら、見えないものを見たいという人は、
自分の影から逃げたいという現われなのかもしれない。