女神イシスは太陽神ラーの「本当の名前」を知って、
ラーの力を手に入れた。
天使ミカエルの本当の名前はとても長いらしい。
ミカエルの本当の名前がわかったら、ミカエルの力が使えるらしい。
「千と千尋の神隠し」でも、名前を知られることで支配されていた。
「ゲド戦記」の世界も、「真(まこと)の名前」が存在し、それを知る者が相手を従わせることができる。
だから真の名前は秘密にして、みんな通り名を使っている。
名前って、私たちが思っている以上に魔法の力を持つのだろう。
現象に名前をつけることでそれを支配してしまうことがある。
物や現象に名前をつけると、支配する力を持つ。
名前を知れば、力が分け与えられる。
高次元の境目のない存在に区切りを与えて、
つながりやすくするようなイメージなのかもしれない。
このテーマはまだまだ妄想する余地がありそうだ。