自分は、どんな仕事がしたいんだろう?と思う。
確実にわかっているのは、自分が「伝えること」がものすごく好きだということ。
どんな都市伝説でも、スピリチュアルでも、豆知識でも、知ったらすぐに
誰かに伝えたくてたまらなくなる。
頭が悪いせいなのか、発達障害のせいなのか、トラウマのせいなのか分からないが、
私は長い間、意思の疎通ができなかった。
中学生の頃、「グループで話し合ってください」と言われて、自分の意見をいくら言ってもまったく通じなかったことをよく覚えている。
仕事で、教えてもらったことが全然覚えてられなかったり、理解できなかったりした。
「昨日言ったよね」という言葉をよく聞いた気がする。
どんな話を聞いても、ほとんど理解できず、覚えてられなかった。
親からも、職場からも、「バカだね」といつも言われていた。
バカというか、重度の障害があるな、と思ってしまうレベル。
その調子だったから、悪口も理解できなくて、傷つくことも少ないうえに、すぐ忘れた。
どんなに酷いことを言われても、「なんかあった気がするけど、まあいいか」
で、終わっていた。
ただ、同じ職場に1年以上いると、後輩の方が仕事ができるということに気がついてしまって、
職場を転々と変えた。
催眠療法を受けてから、人の話が理解できるし、覚えてられるようになった。
伝わるし、伝えられることが嬉しくて、情報を発信することに夢中になっていた。
今日知った情報を、ブログで伝えて、「伝わった」って感じるのが快感だった。
情報を受けることも、伝えることもできなかったせいか、意志の疎通ができることが、
めちゃくちゃ快感に感じられている。
伝えたいポリシーなんてないけど、「思いが伝わった」って感じるのは、楽しすぎる。
アメリカに留学に行って、何年もたって英語が分かるようになった人間って、
こんな気持ちなのかもしれない。
伝えることが快感すぎるので、伝えることを手伝う仕事ができたらいいなと思う。
ライター、手話する人、youtuber、チャネラー、アニマルコミュニケーター、講演家、
作家。
伝える仕事ってこんなもんだろうか。
伝えることが仕事にできたら、幸せすぎる。
そう考えると、サラリーマンって伝える仕事じゃないなー。
ほとんど伝える要素ないな。
いつも思いを伝えた過ぎて、余計な話してめんどくさいことになることがよくあった。
いや、どんなに後ろ指さされても、伝え続けるという生き方もあるだろうけど。
伝える仕事ができるように、神様にお願いしよう。