職場で酷いことをされたことを思い出していた。
「それはお前なんだよ」
と、誰かに言われた気がした。
相手の姿が自分に変わって、自分が自分に対して攻撃していることをイメージした。
「お前のこの欠点を許さない」と、もう一人の自分は言った。
3次元の世界では、姿形が違っているために、別の物体だと感じているけど、
見えているものはすべて、自分自身なんだ。
「攻撃されている」ということは、自分が自分を攻撃しているということだ。
「人に何か言われる」ということは、自分が自分に対して嫌なことを言っているということだ。
人に何か言われて、「やっぱり私はおかしいんだ」って気にし始めたこともある。
でも、もともと自分を攻撃する材料を探していたのかもしれない。
手放しワークで、自分の欠点を、毎日手放そうとしているけど、
そう簡単にはいかないのかもしれない。
また、「お前を許さない」という自分の分身が現れて攻撃するかな。
そんなに自分の全部を好きになれなくても仕方ないじゃないか。
自分のことが嫌いで、できれば悪いところを隠したくなる。
それでいいじゃないか。
ちょっとずつ解放していくから、嫌いなところを隠していても、
いいじゃないか。
「執着を手放せない」という記事を調べたら、
「今日努力して、明日治る」というものじゃないから、時間をかけて手放していけばいいって
読んだ。10年くらいかけて手放せたらいいな、という気持ちでやっていこうと思う。