陰謀論の人たちが「波動を下げないように」と言っていた。
これを分かりやすく言い換えるなら、
「怒ったり、泣いたり、不機嫌になったりしないように。ポジティブに。」
ということになる。
要するに、自分に嘘をついてでも、上機嫌でいろ、ということだ。
その教えは、絶対に間違っている。
嫌なことをされても、嬉しそうに笑顔でいる。
どんなに酷い出来事があっても、ニコニコしている。
体中が痛くても、「とても体調がいい」と言う。
不安でしかたなくても、「とても楽しい」と言う。
こういうのは、最近のスピリチュアルでは、もてはやされている。
どんなに苦しくても、痛くても、楽しいフリをするなんて、
自分に嘘をつく行為だ。
痛い時は、痛いって言っていい。
苦しいときは、苦しいって言っていい。
というか、言わなければ、大変なことになる。
自分の気持ちを無視して生きると、
影の自分が育ってしまう。
認められてない影の自分が成長して、
暴動を起こす。
その結果、罪悪感などに苦しみ続けることになる。
酷い場合は精神を病んでしまうかもしれない。
ポジティブな自分を演じ続けても、
本当の自分からは、逃げ切ることはできない。
「波動を下げない」とか、
「ポジティブ」とか言ってる人は、
いつかは、影の自分と戦わなければならない。
波動下げないとか、
ポジティブとか言う人は、なんにもわかってない。
ポジティブスピリチュアルは、時間のムダ。
夏休みの宿題から逃げても、夏休みの宿題が終わるわけじゃない。
自分のネガティブな部分から、逃げるのではなくて、
見なければならない。