中国では、ネイサン・チェンは、
「金メダルに値しない」とか
「中国を侮辱している」、とか言われてるらしい。
ネイサン・チェンは、インタビューで、中国の人権記録はひどいものだ、めざましい改善が必要、と述べたことがあり、
2018年平昌オリンピックでは、
「小さな村の小さなダンサー」という映画のテーマ曲を使用していた。
その映画は、中国共産党から抜け出して、アメリカに旅立つ物語らしい。
その選曲からしても、中国に厳しい目を向けて
いるのがわかる。
チェン選手の勝利に、中国では怒りの声をあげる人が殺到しているらしい。
自身が中国ルーツでありながら、中国のことを客観的に見ていて、恐れずに自分の気持ちを表現していて、ネイサン・チェンは骨のある人だと私は、感心した。
ちょっと好きになった。
中国が、ウイグル人を奴隷のように働かせていたり、中国にいる日本人を捕らえたりしていることは、恐ろしいと、私も思っている。
