今日、めちゃくちゃ嫌いだった人が夢に出てきた。
夢の中で、その人が自分の失敗をかばったり、笑わせていた。
この人に、いい一面もあるのに、私は絶対に見ようとしなかった。
その人にどうしても許せないことをされたので、
すべてを憎らしく思っていた。
自分って、全部この調子だった。
悪いところを見つけて、そういう人だと決めつけて嫌い続けるようなところがあった。
それは、「自分が許されないように、自分も人のことを許さない」という深いトラウマからくるものだった。
一度そう思ってしまうと、どんなに優しくされても二度と心を許せなかった。
本当はみんな悪人じゃなかったのに私は誰のことも絶対に許さなかった。
親のこともそうだった。
ぐじゃぐじゃにからまってた糸がほどけるような感じがする。
親には申し訳ないのと、本当はずっと愛されてたという感情が、わきあがって涙が出てくる。