cleopatrabentou

スピリチュアル系ブログ

自分こそが台風になる。

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また、この絵の話。

 

たくさんの人が、「これはツボの絵だ」と言うとする。

けれど自分は、「これは人の横顔だ」と思っている。

 

たくさんの人が「ツボだ」と言っているので、

「そうそう、これはツボの絵だよね」と、言ってしまうのが私だ。

 

 

 

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この色を見て、

「灰色だ」と言う人もいれば、

「青だ」と言う人もいる。

もしかしたら、まったく別の色だと思う人もいる。

 

 

どう感じるのも正解なんだ。

自分が感じたものだけが真実なんだから。

たくさんの人や、影響の強い人「灰色だ」と言うからって、「灰色」が真実ではない。

「あなたの感じた色」が、あなたの真実なんだ。

 

 

雪の日でも半そでを着てすごしている人がいる。

そういう人を見て、「寒くないの?」って怪しんだりすることがある。

でも、「雪の日でも、暑いと感じている」、それがその人にとっての、真実なんだ。

 

 

視覚、聴覚、触覚、痛覚、味覚、暑さ寒さ、霊的な感覚、信じているもの、性別の感覚、経験、みんな違っているから、

ひとりひとりにとっての真実は、違っている。

 

 

敗戦国の日本は、「同じような感覚を持つのが普通なんだ」という、量産型ロボットを作るように教育をされてきた。

感覚が違うことが、犯罪のように扱われてきた。

 

 

たくさんの人が言うから、「これはツボだ」とか、

影響力の強い人が言うから、「これは灰色だ」って言うのが、正義だと信じさせられてきた。

 

 

そうやって教育されてきたから、「他人が言うことは、真実だ」と思ってしまう傾向がある。

 

他人から、「ブスだ」「変だ」とか言われると、「やっぱりブスなんだ、変なんだ」って

思ってしまうことがある。

 

 

でも、それって、

「人の横顔の絵」にしか見えないのに、「ツボの絵だよね」って嘘をついたり、

「青い色」にしか見えないのに、「灰色だ」って、自分に嘘をついたりしてることと同じだ。

 

 

いつまで自分に嘘をつくの?

周りにコントロールをされようとするんじゃなくて、逆に、

「私の感覚こそが正しい」と、

コントロールしようとするくらいでいいのかもしれない。

 

 

風に吹かれて流されるんじゃなくて、

自分こそが台風にならなくちゃいけないと思った。