深夜にピアノ演奏の音で起こされてイライラした。
どっちの隣がピアノを弾いているのだろう?と壁に耳を澄ましてみると、
なんと両隣からピアノの音が聞こえてきた。
合同zoom生ライブとかやっているのだろうか?
勘弁してほしい。壁ドンをしたけどピアノ演奏は続いた。
嫌がらせなのだろうか?と思うと過呼吸になりそうになる。
眠りをさまたげられて眠れなくなって、いろんな動画を聞いていた。
宇宙の法則にしたがってありのままに生きるという意味だ。
ちょうど無為自然な生き方を始めようと思っていたところだ。
気に入られようという努力をあきらめて、嫌になったら辞めてどんどん引越しして職探しという決意を決めた。
それでも、やっぱり寝られなくて星の王子様の朗読を聞いたりもしていた。
王子様とバラは恋愛関係を表している。
王子様とキツネは友人関係を表している。
「私はあなたがいなくたって大丈夫よ」と、別れ際に強がりを言うバラ。
本当は、別れたくないのに、可愛くない女。
でも、どんなにあがいてももう終わりだって思ったら、平気なふりをしたくなる。
特別な友情が芽生えるキツネ。
「大勢いるキツネじゃなくて、特別な存在になる。
金色の小麦を見ても君を思い出す」
こんな感じの言葉がとても感動的。
いろんな人と友達になるチャンスなんて、そこらじゅうにあったのに、
出会う人との縁をどれだけ、とりこぼしてきたんだろうって、ふと思った。
ぜんぜん話変わるけど、人間の使命は、弱いものの面倒を見ることだってはっきりと思う。
子育てする人間を「子供に逃げてる」って思ってたけど、むしろ正しかった。
自分のことだけを一生考え続けていたら、やがて病む。
人間って、いつかは誰かの面倒を見るように作られているんだと思う。
面倒を見るようなことをしないと、人生が詰むようにデザインされている気がする。