パラレルワールドの話を聞いてた。
午後9時にオレンジ色の空を見てから、いるはずの周りの人も消え、自分の姿も周りから見えなくなっていた、という話。
私は小学生の頃、似たような経験したかもしれない。
夕方4時~5時くらいだったと思う。
友達の家で遊んでたんだけど、友達が急にどこかへいなくなって、友達の家でひとり取り残されてた。
10分くらい待っても戻ってこない。
一階に下りてみるが、友達もその親の姿もない。当時スマホもないので、居場所を確認することもできない。
友達は、あまり裕福な子ではなかったので、借金取りから逃げ隠れてるのかなー?と想像した。
どうしようもないので、帰ることにした。
友達の家から自分ちまで自転車で15分くらいだったか。
途中で誰とも会わなかった。自分ちに帰ったら普通に自分の家族はいた。
後日、友達と学校で会ったけど、
「あの時は急にいなくなって、どうしたの?」とは聞かなかった。
借金とりから逃げ隠れてるのだとしたら、言いたくないだろうと思った。
今思うと、聞けば良かったと思うけど。
友達ひとりを家に残して、どこかへ行ってしまうなんて、今考えても意味がわからない。
パラレルワールドに入り込んでしまったのか?謎だった思い出。