ネガティブな感情も、トラウマも、
存在を受け入れること。
そうすれば、以前の自分よりも進化した自分になる。
人格が統合するように。
奇跡のリンゴの木村さんは、害虫も殺さずに見守ってた。
「いらないものはないんだ」という内容のことを言ってた。
一見悪く見えるものさえも、この世界に必要だから存在している。
実は全てが絶妙なバランスで成り立っている。
全てのことが、
「排除するのではなく、受け入れる」ことで、
前よりも、もっと先に進める仕組みになっている気がする。
木村さんも、害虫を殺さずに見守っていると、
少し食べたら、どこかへ行ってしまったり、
他のものに食べられて増えなくなったり、
自然のバランスでうまく成り立っているんだと。
人間は、悪く見えるものを排除しようとするけど、それは間違っているのかもしれない。
ヒトラーは、たくさんの人を殺したが、後の人々に差別を憎む気持ちを与えた。
彼の影響により、人々は少し進化した。
闇のおかげで成長する世界。
トラウマのおかげで成長する心。
害虫と共に育った腐らないリンゴ。
ガン細胞についても同じことが言えるのかもしれない。
ガン細胞を、切ったり毒を入れたりすることで排除しようとするのが一般的だけど、本当にそのやり方でいいのだろうか。
害虫やトラウマと共生していくことで、
リンゴや人が進化するように、
この世界にはムダなものなんかなくて、
ガンとも共生していく道があるのではないか。
全てを受け入れていくこと。
私たちが負のスパイラルにいるのは、
自分たちの体や世界にある「陰」のものを受け入れないからなのかもしれない。
大きなものも小さなものも、
全て同じ法則でなりたってる。
陰のものを受け入れると、進化する。
