最近、岡本太郎美術館行ってきた。
ガイアフォース兄さんがオーラを感じたと行っていたので、絵を見たら何かを感じられるかもしれないと思った。
美術館は工事中で少しの絵しか公開されていなかった。
内側の目を働かせながら絵や彫刻を見てみた。
デザインは面白いが、不気味で、不安になるものばかりだった。
ずっと見ていると、ちょっと気持ち悪くなって吐きそうになった。
ふぞろいだとか、不気味だと言われるようなものの中に美しさを感じていたのかもしれない。
岡本太郎は、一時間で絵を完成させるショーとか、建物をデザインしてみたり、実用品をデザインしてみたり、劇の美術を担当していたり、多彩な活動をしていたらしい。
彼の絵は、何が描いてあるかわからないように描かれているものが多かった。
社会に対して、意見を表しているものもあったし、
あえてストレートに描かないことを楽しんでいるようなものもあった。
絵はそこまでじゃなかったが、彼の彫刻は不安になったり、胸が重くなるような気がする。
気のせいなのか何なのか、幽霊の話聞いたときみたいな、匂いがするような。
ファンの人には申し訳ないけど。
太陽の塔とか素晴らしいデザインだとは思うけど、
夢に出てきてうなされそうな気がした。
デンバー空港の絵と似たような印象を受けた。
内側からじわじわと恐怖と絶望をサブリミナルされるような感じ。
どこから影響を受けて、彼は、こんな感じになったんだろう。