電車乗ってたら急にプッと横の人が吹き出した。
とっさに、「また私のことを笑われたのかな」と思った。
そしたら、「それはあなたが感じたいことでしょう?」という
言葉が流れてきた。
そうだった。目の前に何が起こっていても、
自分が否定されている根拠になってた。
隣の人がプッと笑っても、談笑している人とすれ違っても、
言葉とか笑いとかを、自分への否定として受け止めていた。
「私は絶対に否定される人間なんだ」ということを信じていて、
何が起きても、その根拠になっていた。
私が感じたいことだったんだ。
「こんなこと嫌だ、嫌だ」といいながらも、それが起きることを心の底から願っていたんだ。
「怖い、怖い」と、ホラー映画をみてる人みたいに。
「自分は、否定ばかりされる人間なんだ」という証拠集めばかりしてきたんだ。
宇宙となかよしQさんの動画で、「この動画をみたら、48時間以内にすごいことが起こります」
という動画がある。
この動画を見ると、すごいことが起こる。
なぜなら、人間って、フォーカスしたものを、どうにか見つけようとしてしまうから。
その調子で、私はずっと、「自分は否定されている」
という根拠を人生において、ずっと探し続けていた。
今回の件で、
「もういい加減、それをやめたら?」と、もう一人の自分に言われたんだと思った。
痛いって分かりながら、口内炎があるのにわさびを食べるようなことを。
毎日毎日、「自分がどれだけ否定されているかの証拠集め」をして、
「私は、やっぱりダメなんだ~~~~~~!!」と悩む。
これが私の人生をかけてやっていたこと。
「自分で、やってるんだよ」
と、うんざりしたもう一人の私が言った。
ずっと人のせいにしてきたけど、自分の悪口をあつめてたのは自分だ。
残りの人生は、素敵なものを集めたい。