スピリチュアル系の人たちは、「ポジティブに考えて、環境を整えてれば、願いが叶う」と言う。
でもね、それは間違いだ。
願いが叶わない人間は、
そもそもポジティブに考えられないだけの何かを抱えているから、
モンモンとしながら、生きている。
そんな人間が願いを叶えるためには、ポジティブに考え続けるよりも、
どんなネガティブなことを考えているかを分析して、
ポジティブに考えられない原因を見つけなければならない。
私も、ずっとポジティブに考えようとした。
ネガティブな発想が出てくるたびに、そんなはずはないと、叩き潰した。
そうすると、ネガティブな思いは、ますます大暴れした。
やがて私は、「ネガティブなことばかり考えている。」ことを正直に認めた。
そして、どんなネガティブなことを考えているのか、見つめてみた。
そうしたら、常に人に責められているような感覚を持っていることに、気づいて、
自分の問題が「罪悪感」であることがわかった。
「罪悪感」というワードがわかったおかげで、解決策の本にも出会えた。
ネガティブにフォーカスしていたおかげで、問題の手がかりを見つけた。
ポジティブにフォーカスしていたら、このことは気づけなかった。
私の場合は、罪悪感さえ治れば、自分のやりたい行動をすることができて、
願いが叶えられそうだ。
スピリチュアルの言う、「ポジティブに考えてれば願いが叶う」というのは、
嘘だ。
心に闇のある人間が、「私はポジティブです」というふりをすると、
行動がぎくしゃくしたり、どもったり、ビクビクするようになる。
無視された心の闇がもっと押し寄せることになる。
私の場合、そうやって自分に嘘をつくことで、物事はもっと悪い方向に進んだ。
心に闇のある人間は、
自分のネガティブにフォーカスすると、願いが叶う。