バーチャルおばあちゃんの動画をよく見る。
誰も傷つけずに、アドリブで話が面白い。
話の節々に苦労人であることが感じられる。
バーチャルおばあちゃんの中の人は、たくさんのキャラクターを演じているんだけど、
演じているのか、多重人格なのか……と思うときがある。
一人で6人のキャラクターを演じている動画を見て、やっぱり多重人格なんじゃないか、と思ったりする。
おばあちゃんの中の人は、おそらく男性なのに、女性的な視点を持っている。
中途半端な内面の性別にも苦労してきた人なのかもしれないと思う。
そんなおばあちゃんに、
「YouTuberをやってるけど、チャンネル登録者が伸び悩んでる」
という相談のおたよりが来ていた。
それに対しておばあちゃんは、
「数字なんて、どれくらいかを あらわすための手段でしかないから、手段が目的になったら本末転倒だ」
という回答をしてた。
日ごろから私が、
「億万長者になりたい」
と、思っていることと、共通性を感じた。
「夢は、億万長者になって、○○をしてやること!」
じゃなく、
「夢は金!」
になってる感じがする。
目指すのは、数字じゃなく、その奥にあることだよね。
童話「星の王子様」の最初の部分を思い出した。
「大人は数ばっかり数えている」、と指摘されている。
子供の頃は、もっと物事の本質を見ていたのに、大人になってからは、数の話ばかりしている。