cleopatrabentou

スピリチュアル系ブログ

苦しみや悲しみのメロディ

びこさんのライブ放送を見ていた。
彼女は断食した後で、内側の感覚が敏感になって泣いてた。


それを見ていたら、頭の中に曲が流れてきた。
「どこでもある花だけど 世界中に愛を運ぶ」
そんな内容の歌詞だった。
彼女は確かに世界中に愛を運ぶ人だと思った。


彼女が現在のようになったのは、すごく悩んでいた少女時代があったせいらしい。



苦しんだ人しか得られないものがある。

障害を持ってたり、美しくなかったり、貧乏だったり、
孤独だったり、愛をもらえなかったり、いじめられたりすること。


ネガティブなことに感じるけど、

苦しんだ人しかもらえないギフトがある。



たとえば、同じ山を登っても、

Aさんは、天気のいい日に登って、何事もなく降りてきた。
Bさんは、吹雪にあって遭難して死にそうになった。


Aさんの方が幸せだと思うけど、
Bさんは、伝えられる情報がたくさんある。
さらに、特別な経験値や悟りを得ていたりする。


人生を苦しんでいる人たちは、Bさんみたいに、
わざわざ遭難する道を選んで登る、学びたがりの魂なのかもしれない。



「遭難して、辛い経験をいっぱいしたい。
特別な経験値や悟りが欲しい。」
と思ってこの人生を選んだ、欲張りな魂なのかもしれない。


辛い経験や思いを誰かに伝えたり、
何らかの形で表現していくことは、
人によっては、使命だったりするので
この思いを、何らかの形で、放っていかなくちゃならない。



苦しみや悲しみは、内側から放つと、とても美しい輝きをしている。
たとえば、太宰治人間失格とか、
森田童子の「僕たちの失敗」とか。


低い音も、高い音も、音楽には必要なように、
悲しみも、苦しみも、人生の必要なメロディなんだ。