好きなことは使命だ。
好きな色のものを持つことも、
好きなことについて調べることも使命だ。
好きなことをすると、「自分」という楽器が鳴る。
例えば、絵を描くのが好きな人が絵を描くと、その人の楽器が鳴る。
絵を描いて、「いいね」をもらわなくてもいいし、漫画家として認められなくてもいい。
好きな色の服を着たり、好きなものを集めたり、
好きなことについて調べるだけで、その人の楽器が鳴る。
楽器が鳴ると、高い振動数のものと共鳴する。
つまり、人生を楽しんでいる人や、楽しい出来事、知識を引き寄せる。
人からの評価を気にせずに、好きなことをやって、自分の楽器を鳴らさなければならない。
それが私たちの使命である。
「仕事に関係ないのに、こんなことしても仕方ない」とか、
「他の人に理解してもらえないから、この趣味はやめておこう」とかじゃなく、
⚫️あなたがなんとなくやってしまうことを、やらなくてはならない。
たとえば無意味なラクガキとか、セミのヌケガラ集めとか、他人からすると理解できないようなことでも、あなたが心から楽しいと思えることを。
あなたがあなたでいるだけで、あなたの楽器が鳴る。
その音にひかれて、素晴らしい人々やお金や知恵が
やってくる。
この世界には、そんなシンプルな仕組みがある。
それに気がついたので、私の暗さも闇も大切にしようと思った。
一般的に、悲しみや暗さは悪いことのように言われているが、
悲しみや暗さも、その人が持つ楽器の音色だ。
この世界を絵にたとえるなら、赤、青、白、黄色、いろんな色で描かれている。
その中の暗い色が自分なんだと気がついた。
暗い色がなければ、明るい色の良さはわからない。
低い音がなければ、高い音は目立たない。
目立つものだけを「キレイ」と思いがちで、
目立つものと反対のものを「いらないもの」と思ってしまうけど、
高い視野から見てみると、いらないものはない。
ただ毎日、自分に従って、好きな音楽を聞いたり、おいしいものを食べたり、好きなものに囲まれて暮らしたり、
評価を期待せずに、無意味な趣味をすること。
それが私たちの使命。