街を歩いてて、「ブス」と言われたとして、
そのことを、帰ってからも、ずっと気にしている。
「ブス」という言葉を、ずっと気にしてしまう理由は、
「キレイじゃなきゃいけない」
という思い込みがあるから。
「ブスでもいいんだ」って、自分のことを許していたら、
ブスと言われても、まったく気にならない。
人に言われたことに、傷つくたびに、
「○○○なきゃいけない」
という思い込みを発見することができる。
コミュニケーションが上手じゃなくちゃいけない、
普通じゃなくちゃいけない、
キレイじゃなくちゃいけない、
気が利かなくちゃいけない、
彼氏がいなくちゃいけない、
結婚してなくちゃいけない、
子供がいなくちゃいけない、
頭がよくなくちゃいけない、
オシャレじゃなくちゃいけない、
そうやって、
テレビや学校やネットや、周りの人からの影響で、知らないうちに思い込んでいることがある。
「○○があるから、すごいんだ」と思っていると、
それを失った時に、「○○がないなんて、自分はダメだ。」
という風になる。
どんな美人な人も、老化して醜くなる。
普通じゃいられないような病気になることもある。
離婚してパートナーを失うこともある。
子供が巣立って、喪失感を感じることもある。
どんな頭が良くても、認知症になることもある。
いつかは、「何にもない自分」を、「いいんだよ」って許してあげるしかない時がくる。
他人の言葉で、イライラしたり、悲しくなるときは、
「○○じゃなくちゃ、いけない」
と、思い込んでいることがあるサイン。
そういう時は、自分に言う。
「私は、自分の○○なところが、気になってる。
でも、○○で、いいんだよ。それがお前だろ。」
必要だったら、何度でも。
自分さえ、自分を許してあげたら、他人に何を言われても、気にならない。
一生、自分の嫌いなところを、許し続けていく。
自分さえ自分を許してあげれば、許される人になる。
世界は、自分の鏡。