ちひろなうを見ててイラついた時の話。
ちひろさんが、「スピリチュアルやってる人の中には、『私は統合もう必要ない』という人がいるんだよ。
必要ないわけないよね」という話をしていた。
それを聞いてなんか無性にイライラしてしまった。
なんだか見下されてるような感じがした。
「私はできてるけど、あなたたちは統合しなくちゃならないのよ」という見下しに思えた。
なんでイラつくのかを、ずっとずっと考えていたけど、ようやく分かった。
見下されることに、こんなにも反応してしまう理由が。
幼い頃、親から何かを教わろうとすると、
「そんなこともできないの?バカだね」
「そんなことも知らないの?バカだね」といつも言われていたことを思い出した。
何かを新しく教わるたびに激しく見下されバカにされていたことを。
やがて、バカにされるのが辛すぎて、知らないことを知っているフリをしたり、知らないことをそのままにするようになった。
知らないことを認めるのが、とても恐怖を感じるようになった。
だから、いつも教わらずにやろうとして大失敗を繰り返してた。
ずいぶん前に、その傷の存在には気付いて癒したつもりでいた。
でもまだ、見下されることに敏感だったことに気がついた。
ちひろさんの話をねじ曲げて受け取っていたことに気がついたから。
「私はできてるけど、あなたたちは統合しなさい」
という見下しだと受け取ってた。
「母親から見下されることが怖かった」ことに気付いてから、ちひろさんの発言を見たら、
冷静に彼女の発言を見れるようになった。
「なんでイラついていたんだろう?」と我に帰った。
見下されるのを恐れるあまり、
また見下される、って常に思っていた自分に気がついた。
昔のトラウマは全然癒されていなかった。
これでひとつ統合できた。
統合は、奥底にしまってるトラウマをひっぱりだすものなので、痛みが伴った。
イライラの原因を探っていけば、統合できる。
刺さってたトゲを抜いたみたいにすっきりした。
これからも、トゲを探していくだろう。
何回も同じトラウマに悩まされるかもしれない。
そのたびにトゲを抜いていくしかない。
イライラはチャンスなんだ。